6月
03
2010
今日のお話は、『建物の用途』についてです。
弊社が主として建築している建物、俗に言う『アパート』でも、建築基準法上ではいくつかの分類に分けられるんです。
みなさんがよく聞く『共同住宅』、各戸に玄関があって、便所やキッチン・風呂等があるもののことですよね?
よく似た形で、各戸に玄関はあるけど、便所やキッチン・風呂等を共用とし寝室のみがあるような建物は
『寄宿舎』として扱われます。
また、2以上の住戸が共用廊下・階段を通らず、1階にある玄関からアクセスする建物は『長屋』として扱われます。
『共用部分がない』という扱いです。
『寄宿舎』は『学生寮や独身寮』に多くみられます。『長屋』は津○雅○さんのCMで有名な会社が多く建設されている建物です。
本題に戻りますが、似たような建物でも、『用途』が違うだけで建築基準法や消防法での扱われ方が違い、
要求される構造や設備等が変わってきます。
『共同住宅』と『長屋』では、各戸の間には『界壁』という防火・遮音のための壁が必要なのは変わりませんが
火災が発生した時に出る煙を排出するための窓等が、『共同住宅』では、どんな大きさの建物でも必要なのに対し、
『長屋』になると、1戸の面積が200㎡(約60坪)以下であると必要ないんです。
不思議ですよね?
他にも、要らないものがあるんですが、それは次回に... ( ̄ー ̄) (°O°;エェッ
このようなことも念頭に置きながら、その土地にあった最良の方法でお客様にご提案しております。
是非、福岡市でアパート経営をお考えの方は、弊社 株式会社 成斗工務店 へご連絡をお願い致します m(_ _)m
福岡市西区の工務店ですが、お呼びがかかればどこへでもお伺いしたいと思っております (°o°;ド、ドコエデモ?