6月
11
2010
前回の続編です。
コンクリートには、普通コンクリート・軽量コンクリート・寒中コンクリートなどがあります。
一般的によく使用される、普通コンクリートについて。
コンクリートの設計基準強度(Fc)は、材齢28日(4週強度)の圧縮強度によって
示し、普通コンクリートでは36N/mm2以下となっています。
また、品質管理(+3)、時期により温度補正(+3か+6)を、設計基準強度に
プラスして、発注します。 間違えたら大変です。(。. 。)
圧縮強度試験は、1W(7日)、3W(21日)、4W(28日)が一般的で
各3本ずつ供試体を採取します。
なぜ、1W・3W・4Wが必要??
それは、型枠の解体時期が関係しているからです。
RC造(鉄筋コンクリート造)で、躯体コンクリート打設が完了し養生期間が
必要な日数なのです。(温度により日数はことなりますが。)
15度以上の場合は、躯体梁下は4W、スラブ下は3W(正式には17日)、
壁、梁側、基礎、柱は1W(正式には3日)という事が、決まっています。
その他、単位水量・単位セメント量・水セメント比・塩化物量などなど
色々な事が定められています。
RC造のメイン工事と言っても過言ではない?
コンクリート打設工事。素手で触ると、低温火傷するので要注意です。
弊社も、RC造行っております。
建物に関する事は、㈱成斗工務店にお任せ下さい。