みなさん、驚愕の事実です!

昨年の12月以降、福岡市立の中学校で窓が落下するという事故が4件も起きてるんです。

そのうち1件は、駐車してあった車に当たり損傷、1件は生徒に当たり軽傷。

車の損傷や軽傷で済んだのは不幸中の幸いですね。

最初に起きた事故ではアルミサッシの枠上部(上框内)に取り付けてあるはずの外れ止めがなくなっていたそうです。

外れ止めというのは、障子と枠の間隔を狭めて障子が外れないようにする部品で、下の写真のような部品です。

アルミサッシを見上げたら、レールの間にあります。形は様々ですが...

事故を受けて、12月28日に学校に点検をさせたみたいです。その時に見つかったのが154校。すごい数ですね。

 

2010年3月までに、補修を終わらせたようです。しかし、それだけでは終わらなかったみたいで

2度目は10年2月25日に発生しました。そこは『異常なし』と回答した学校で、体育館の窓が落ちました。

調査の結果、外れ止めは付いていたけど戸車が劣化していたとの事。レールにしっかり窓がかかっていなかったので

強風でたわんだ際に落ちたみたいです。(当日は春一番が吹いていたそうです)

この事故を受け、また学校に戸車の調査を依頼しました。

そしてその調査を依頼した矢先、3度目の事故が発生。3階の窓が外れて生徒の頭に・・・軽傷。

外れ止めは付いていたが、一部が欠けていた。劣化して役目を果たしてなかったんでしょうね。

ようやく、学校任せの点検では不十分とみて、建具の専門工事会社に点検を依頼。

予算の都合もあって異常なしと回答した学校に絞ったようです。

そして、4度目の事故は6月13日、再調査の対象とならなかった学校で落下事故。

体育館を使用していた地域の方が閉めようとしたら落ちたらしく、外れ止めの位置がずれていた為に起こったようです。

これを受け予算が手当てできれば10年度中に実施する予定らしいです。(予算が手当てできない場合はどうなるんでしょう?)

中学生のみなさん、自分の身は自分で守りましょう!

専門的なことを中学校の先生に調査を依頼しても、分からないことの方が多いはずです。

『餅(もち)は餅屋』 建築のことは建築屋に任せて欲しかったですね。

みなさんも、ちょっとしたことでも大丈夫かなぁと思ったことは専門家に相談してみることをお勧め致します。

これぐらい外しても大丈夫だろうとか、ちょっとしたことが大きなことに繋がることも多々あります。

弊社スタッフにでも、声をかけてみて下さい。小さなことからこつこつと・・・(誰か言ってたなぁ)

福岡市西区の工務店 株式会社 成斗工務店 です。よろしくお願いします。

 

成斗工務店

 

不動産

 

リフォーム

Comments are closed

コンテンツ

©2010 NARUTO KOUMUTEN Co.,Ltd. All Right Reserved.