寒い日が続いていますが、みなさん大丈夫ですか?

 

うちの子供たちも2,3年前に比べると大分強くなってきたみたいで、小児科のお世話にならずにどうにか過ごしています。

 

今回は、未だに復興が進む様子が見られない東日本大震災についてのお話です。

 

仙台市のマンションの被害について、被災当初は『倒壊0棟』と認識されていました。

 

しかし、最近になって『全壊100棟』と認識されてきました。だんだん被害が出てきたような数字ですが、

 

ともに正しい数字だそうです。・・・なんか変な感じですよね?

 

これは、簡単にいうと『建築学会の基準』と『内閣府の基準』の違いらしいです。

 

ん~難しい...

 

倒壊──少なくとも、倒壊した部分は、解体して建て直す必要がある。
大破──解体、または大規模な補強工事を必要とする。
中破──部分的な補強工事、または補修工事を必要とする。

 

全壊──住家がその居住のための基本的機能を喪失したもの。すなわち、住家全部が倒壊したり、損壊が甚だしいため、補修しても元通りに再使用することが困難なもの。

(具体的には、住家の損壊が延床面積の70%以上、または住家を構成する主要な要素の損害割合が50%以上に達したもの。)

 

これをみると、建築学会で『中破,大破,倒壊』とした建物が、罹災証明では『全壊』と認定されることになります。

 

当初、マンションは地震に強い → 破壊的強振動(キラーパルス)が弱かっただけ → マンションは地震に弱い...

 

統一されていないために、変な誤解を生み出しますよね...今の政治を象徴しているような...

 

白黒はっきりつけられるような仕事をやっていきたいと、日々精進しております。

 

株式会社 成斗工務店 をよろしくお願いします。

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